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「炊き出しボランティア」座学

10月31日(土)、学校設定科目「ボランティア」のスクーリングが行われました。
この科目は、ボランティアを通して日本の社会の現実を学ぶことを目的として、NPO法人「萌友」やカトリック教会が行なっている「路上生活者のための炊き出しボランティア」に参加することを学習内容としています。今回は、その座学として、「萌友」の代表である芳賀隆太朗さんと、そのお母様で前代表の芳賀ヒロ子さんを講師としてお迎えし、お話を伺いました。

講話では、「路上生活者支援から見える私たちの社会」をテーマとして、“なぜホームレスになってしまうのか” “経済的困窮と社会的孤立の関係” “なぜホームレスからの脱却、自立が難しいか” “どのような支援が必要なのか”などについて学びました。

今回の受講者は、先日10月17日(土)に仙台福祉プラザで行われた炊き出しに参加した生徒達で、この支援活動の背景にある社会問題について興味深くメモをとっていました。

最後に芳賀さんは生徒たちに、「人と人とのつながりを大切にする気持ちを大事にしてほしい。この活動が皆さんにとって、これから生きていく上で何かのヒントになってくれたら嬉しい」と話していました。