学校案内
ごあいさつ・設立母体・学園の歴史
ごあいさつ
校長 鈴木 里香
白百合学園は約150年前、フランスからやって来た修道女達が函館に学校を開設したのが始まりです。彼女達の使命は自らの行いによって神様の愛を伝えること。具体的には日常生活の中で心を込めて事を行うこと、その時その時に必要とされる事を行うことでした。その結果として施療院や授産所、そして学校が開設されたのです。
仙台白百合学園もその精神の元、常に弱い立場の方に寄り添い、思いやりの心を持って奉仕できる女性の育成を目指してきました。生徒達の教育に関わる教職員の姿勢もこれと全く同じです。生徒一人ひとりの心に寄り添い、どのように教え導くことがその生徒の成長や幸福につながるのかを日々模索しています。
開設から10年間、進化発展し続けてきた仙台白百合学園高等学校通信制課程エンカレッジコースで、自分の未来をみつけましょう。
設立母体
小さき人たちの声に応え、フランスから生まれた精神
世界40ケ国で活動する、シャルトル聖パウロ修道女会
現在40ヶ国、約4,000人の修道女が教会での司牧、福祉、医療、教育などの活動に従事しています。日本での活動は、1878年函館に始まり、以来、東京都、宮城県、岩手県、神奈川県、熊本県において教育と社会福祉事業が行われています。
学校法人白百合学園には、国内10か所に、幼稚園から女子大学まで姉妹校が、また海外にも24の姉妹校があります。
学園の歴史
小さき人たちの声に応え、フランスから生まれた精神
小さな教会で誕生した、シャルトル聖パウロ修道女会。
それは、子どもの教育と病人の世話をする人はいませんかと司祭が呼びかけたところからはじまりました。 そこに4人の少女が協力を申し出て、協力者が増え、やがて活動は世界へと広がっていきました。300年以上たっても、そのゆるぎない精神は変わらず多くの国々で受け継がれています。
沿革
フランスのシャルトル郊外にある村ルヴェヴィルで、シャルトル聖パウロ修道女会は生まれました。戦争で貧困にあえぐ人々への奉仕と教育活動が、ここからはじまりました。
日本の函館へフランスから3人の修道女が派遣。3人は力を合わせ、授産所や養護施設などを次々と開設し、福祉活動を広げていきました。
仙台白百合学園の前身である「私立仙台女学校」が修道院長スール・イザークを中心に開校。初代校長に芳賀俊吾先生が就任しました。
文部省管轄の学校に昇格し、「私立仙台高等女学校」となりました。その後、1945年に「仙台高等女学校」と改称。
この年「仙台白百合学園」に。校章も梅の花から百合の花へと一新されました。
創立された青葉区花京院の地から、自然豊かな泉区紫山へ移転。幼稚園から高校までがそろう美しく壮大なキャンパスになりました。
創立115年、移転して10周年、修道女会の来日から130周年にあたる記念の年。「白百合の花のように」という創作劇が上演されました。
2013年に創立120周年を迎え、その翌年に通信制課程エンカレッジコースが開設されました。